傘を持った犬

大切なのは心がけ!梅雨に備えるペットのお骨(遺骨)のカビ防止対策

「ペットのお骨(遺骨)にカビが生えるの?!」

納骨施設内やご自宅で供養されているご家族様の中には、ご心配な方も多いのではないでしょうか。
ネット検索してみると、不安な情報がたくさんあります。

カビは自然界にいる身近な存在なので、カビが生えてしまう可能性がゼロとは言い切れません。
だからこそ、ちょっとした目配りや日々の心がけで予防することができます!

大切なペットちゃんのお骨は、頑張って生きてきた「証 」です。
安らかに虹の橋のたもとで過ごせるように、大切なお骨をカビから守る方法をお教えします!

■日々の心がけでできる!お骨をカビから守る方法
①お骨はご安置する場所を選びましょう

ご安置場所は風通しの良いお部屋が◎です。
ご家族様が集うリビングや風通しのよい窓辺など、湿気が溜まりにくい場所がおすすめです。

窓辺に祭壇を作る場合は、骨壺のカバーなどが日焼けしてしまうことがあるので、直射日光が当たらないようにレースのカーテンなどで調節しましょう。

②祭壇はこまめに目を配りましょう

忘れてはいけないのが『こまめなお掃除』です。
カビが生える方程式『ほこり+汚れ+温度・湿度+水分=カビ』をいかに攻略していくかがポイントです!

写真は、筆者が久しぶりに実家に帰ったときの骨壺カバーの状態です…
かなり汚れていたので、さっそく新しい骨壺カバーに交換しました!

温度や湿度はお部屋の環境で整え、ホコリや汚れなどが骨壺カバーや祭壇にたまっている場合はすぐにお掃除を。

こまめに祭壇に目を配ることでカビ発生の予防になり、ご家族様の目の届くところに祭壇があれば、ペットちゃんも安心して眠れることと思います。

やることはとってもカンタンなので、今日からさっそく始めましょう!

■倉庫やクローゼット、押し入れなどは大丈夫??

納骨や散骨までの一時的な期間などで倉庫やクローゼット、押し入れなどにご安置される方もいらっしゃいますが、閉めきったままになっていると湿気がこもりやすく、さらにホコリや汚れがカビの温床に。

できる限り風通しの良いお部屋へ移動するか、スペースがない場合などは市販されている「湿気とり」や「乾燥剤」で除湿と換気を心掛けましょう。

■まとめ

ご自宅供養でカビの発生を防ぐには...

①祭壇は風通しの良いお部屋で
②こまめなお掃除と換気をおこなう

普段のお掃除はもちろんのこと、骨壺カバーが汚れていたら、新しいものに交換しましょう。

高温多湿の日本。梅雨と上手に付き合いながら、ペットちゃんが安らかに眠れる環境を整えてあげてくださいね。

また、カビについてもっと詳しく知りたい!という方には、少し専門的な内容ではございますが、文部科学省HP内「カビ対策マニュアル」(※1)をご覧ください。
私もこのマニュアルで勉強して、実家の両親に伝えたいと思います!

ご心配なことやご不明な点がございましたら、ショップカテゴリの「お問合せ」より、
お気軽にメールにてご連絡ください。

※1)参考元:
・文部科学省「カビ対策マニュアル」
〒100-8959 東京都千代田区霞が関三丁目2番2号 
電話番号:03-5253-4111(代表) 
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/sonota/003/houkoku/08111918/002.htm

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