大切なペットちゃんが亡くなった時におこなう3つのケア

大切なペットちゃんが亡くなった時におこなう3つのケア

私たちやペットちゃんを含め、生きとし生けるものは、いつか必ず旅立ちの日を迎えます。

あなたは、大切なペットちゃんの “そのとき” のことを考えていますか?

今はまだちょっと…というあなたも『3つのケア』を知っておくだけで、慌てず落ち着いて行動できると思います。
大切なペットちゃんのために、心の準備はとっても大切です。

■大切なペットちゃんが亡くなった時におこなう3つのケア
大切なペットちゃんが亡くなり、悲しみや寂しさ、後悔、不安…様々な気持ちが心の中で駆け巡り、そのお気持ちは計り知れないものとお察しいたします。

一生懸命に生きたペットちゃん。どうかお身体に触れ、たくさん、たくさん褒めてあげてください。

①目や口を閉じ身体を整えてあげましょう
身体が硬直する前に、手や足を身体にそっと寄せて整え、まぶたを下げて目を閉じるなどしてあげましょう。
※死後硬直とは
死後硬直は、私たち人間でも起こる自然の摂理です。亡くなると、身体をめぐっていた血液の流れが止まり、死後の筋肉内の化学変化によって、次第に筋肉が硬化し関節が動かなくなります。
この現象を『死後硬直』といいます。

硬直は、時間の経過とともに解けてゆくものですが、あまり硬直しない子もいれば、なかなか硬直が解けない子もいたり、その子によって大きく異なります。
もしも、手足が伸びて硬直してしまった場合は、無理に曲げたりせず硬直が解けるのを待ちましょう。
②ぬるま湯やペット用ウェットシートなどで身体を優しく拭いてあげましょう
お身体を移動したり(首元からお顔を手のひらで下からしっかりと支えて移動します)、向きを変えた時にお口やお尻から血液や体液などが出てしまうことがありますが、慌てずに優しく拭いてきれいにしてあげましょう。
ブラッシングをしてあげたら、どうぞ撫でてあげてください。

③涼しいお部屋に安置しましょう
お部屋は涼しくしましょう。
お顔の下にはタオルなど入れて頭を高くします。
血液や体液が心配な場合は、お身体の下にペットシートを敷いてあげてください。

保冷剤をお持ちでしたら、お腹と背中にタオルで包んであてて冷やします。
保冷剤がない場合は、氷袋(ご家庭にある氷やコンビニなどにあるロックアイスなど)を保冷剤と同じようにタオルで包んであてて冷やします。
お身体の上から大きめのタオルをかけていただけると、保冷効果が高まります
【ドライアイスを使用する場合の注意点】
ドライアイスは-80℃近くになり、非常に低温です。紙や新聞紙等でくるみ、さらにタオルでしっかり包んでください。タオルで包んだ後も、お身体に直接つけたりせず(身体が固くなってしまいます)、お腹の近くや背中の近くに少し離して置いてあげましょう。
お身体の上から大きめのタオルをかけていただければ保冷効果が高まります。

大切なペットちゃんが最期を迎えた時…落ち着いてゆっくりとお別れの支度をしてあげてください。
充分なお別れの時間を取ることは、亡くなったペットちゃんだけではなく、ご家族の心のケアにも繋がります。
最期の時間を、どうか大切に過ごしてあげてくださいね。

ご心配なことやご不安なことがございましたら、お話いただくだけでも気持ちが落ちつくこともあります。
また、ペットちゃんが旅立った後も、ケアしていただくことで充分な時間をとることができます。
どうか慌ててすぐにご葬儀をおこなわず、信頼できるペット霊園にまずはお話しください。

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